商品ごとに利用できる決済方法を制御する機能を実装【Welcartカスタマイズ事例】
商品ごとに利用できる決済方法を制御する機能を実装
当社はWelcartやWordPressを使ったWEBサイトの製作から機能カスタマイズ、プラグイン開発を行っています。「商品によって利用できる決済方法を変えたい」というご相談をいただくケースが多く、カスタマイズ実装をさせていただくことが多いです。
ECサイトでは一見シンプルに見える販売フローでも、実際の運用では商材や販売条件によって様々な制御が必要になります。
特に多いのが、
◇商品によって決済方法を制限したい
◇特定の商品だけ銀行振込にしたい
◇クレジット決済できない商品がある
◇複数商品購入時の決済条件を自動判定したい
◇ユーザーが選べない決済方法を非表示にしたい
といったご相談です。
今回は、Welcartで構築したECサイトにて実装した「商品ごとに決済方法を切り替えるカスタマイズ事例」をご紹介します。

ご相談内容
今回ご相談いただいたECサイトでは、取り扱う商品によって利用できる決済方法が異なっていました。
例えば以下のような条件です。
| 商品 | 利用可能な決済方法 |
|---|---|
| A商品 | クレジット決済のみ |
| B商品 | 銀行振込のみ |
| C商品 | クレジット決済・銀行振込どちらも対応 |
単体購入だけであれば問題ありませんが、ECサイトでは複数商品をまとめて購入されるケースが多くあります。その際、商品ごとの決済条件が混在すると、購入時に矛盾が発生してしまいます。
通常のECサイトで起こりやすい問題
例えば、
◇A商品(クレジット決済限定)
◇B商品(銀行振込限定)
を同時にカートへ追加した場合、利用可能な決済方法が存在しなくなります。
しかし標準仕様のままでは、
◇本来選択できない決済方法が表示される
◇ユーザーが誤った決済方法を選択する
◇注文後に店舗側で確認が必要になる
◇キャンセルや再注文対応が発生する
といった問題につながることがあります。
特にスマートフォンからの購入では、ユーザーは細かい注意書きを読まずに進めるケースも多く、購入完了後のトラブルにつながりやすくなります。
A商品とB商品を同時購入した場合
条件
◇A商品 → クレジット決済のみ
◇B商品 → 銀行振込のみ
この場合、両方に共通する決済方法が存在しません。
そのため、
「決済条件が異なるため同時購入できません」
というメッセージを表示し、購入処理を制御します。
これにより、成立しない注文を未然に防止できます。
B商品とC商品を同時購入した場合
条件
◇B商品 → 銀行振込のみ
◇C商品 → クレジット・銀行振込対応
この場合、共通して利用できるのは「銀行振込」のみとなります。
そのため決済画面では、
◇銀行振込 → 選択可能
◇クレジット決済 → 非表示
として処理を行います。
ユーザーは選択可能な決済方法だけが表示されるため、迷わず購入を進めることができます。
A商品とC商品を同時購入した場合
条件
◇A商品 → クレジット決済のみ
◇C商品 → クレジット・銀行振込対応
この場合、共通して利用できるのは「クレジット決済」のみです。
そのため、
◇クレジット決済 → 選択可能
◇銀行振込 → 非表示
として制御を行います。
決済方法を自動的に絞り込むことで、ユーザー側の選択ミスを防止できます。
このカスタマイズのメリット
購入時のミスを防止できる
ECサイトでは、購入フローが複雑になるほど離脱率や注文ミスが増える傾向があります。
今回のようにシステム側で自動制御を行うことで、
◇選べない決済方法を表示しない
◇不成立な注文を防止する
◇購入導線をシンプルにする
ことが可能になります。
特に複数商品購入時のトラブル防止に効果的です。
店舗側の確認業務を削減できる
決済条件の不一致は、店舗運営側にも大きな負担になります。
例えば、
◇注文内容確認
◇ユーザーへの連絡
◇注文キャンセル処理
◇再注文依頼
◇個別対応
など、本来不要な業務が発生します。
今回のカスタマイズでは、注文前にシステム側で判定を行うため、運用負荷の軽減にもつながります。
Welcartは柔軟なカスタマイズが可能です
WelcartはWordPressベースのECシステムのため、標準機能だけでなく、運用に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。
今回のような決済制御以外にも、
◇商品ごとの配送制御
◇同梱制限
◇法人向け販売制御
◇会員ランク別価格表示
◇特定商品の購入制限
◇定期購入専用フロー
◇独自帳票出力
◇外部システム連携
など、業務内容に合わせた様々な機能追加に対応できます。
「こういう販売方法をしたいけど、標準機能では難しい」と感じる内容でも、カスタマイズによって実現できるケースは非常に多くあります。
まとめ
今回ご紹介したのは、Welcartで実装した「商品ごとに利用できる決済方法を切り替えるカスタマイズ事例」です。
商品によって決済条件が異なるECサイトでは、標準仕様だけでは運用しきれないケースも少なくありません。
しかし、Welcartは柔軟なカスタマイズ性を持っているため、実際の業務フローや販売条件に合わせたECサイト構築が可能です。
今回の実装では、
◇商品ごとの決済制限
◇同時購入可否の判定
◇利用可能な決済方法のみ表示
を行うことで、ユーザーの決済選択ミス軽減と運営負荷削減を実現しました。
当社はWelcart、Wordpressを専門に取扱ったWEBサイトを制作しています。
「無い機能は開発する」をコンセプトに様々なお悩みに対応させていただいてきました。
機能制限で諦めていた商材を販売したいなどのご要望はお気軽に下さい。